こんにちは。きりまるです。
今回は横山信弘さんの「超一流のすぐやる技術」を読みました。
表紙には、超一流は何でもかんでもすぐやらないという一言が入っていてどっち?ってなりますね。
おいらもすぐ行動できるやつになりたいなあ。
150ページほどの分量です。
- タスクを処理するのが苦手な人
- やらなきゃいけない仕事をつい後回しにして期限ギリギリになって焦る人
- 仕事に対するモチベーションで悩んでいる人
仕事を処理するために大切なメソッド「台車理論」
今回の本では仕事の処理方法を、ホテルのポーターさんが台車を使ってお客さんの荷物を各部屋に運ぶ仕事に例えて「台車理論」と呼んで紹介しています。
ポーターさんとはホテルでお客さんの荷物を運んでくれるあの人ですね。
ポーターさんはホテルでお客さんの荷物を運んでくれるあの人ですねム。
皆さんはホテルのポーターさんになりきって荷物というタスクを台車を使って目的地に運ぶ仕事をイメージしてみましょう。
台車に運ぶべき荷物(タスク)を全て積み込んで一度に運びたいところですが、台車に乗せられる量には限界があります。
また目的地までの道のりには、段差やガタガタの道という外部環境的な障害もあります。
そして台車を押すポーターさん、つまり皆さんに台車を押せるだけパワーが必要になります。
これらの要素を上手にマネジメントする考え方が台車理論です。
台車理論を活用すればただ闇雲に目の前の仕事を無計画に処理するのではなく、完了までの効率の良い筋道を立てることができるようになります。
現代社会は時間がいくらあっても足りない
現代社会ではインターネットの発達も相まって娯楽に事欠くことがありません。
動画やゲーム、書籍などインターネット上には一生かかっても遊び尽くすことができないほどの娯楽が転がっていて簡単にそれらを手に入れることができます。
SNSを見る時間も一回一回は短くても1日分を合計したら数時間かけている人も少なくないのではありませんか。
スマホを無制限にいじってしまう人は、一度自分が浪費している時間を見直して意識的に止める必要があります。
私もスマホ中毒のような状況でしたが、スマホを引き出しにしまうなど物理的に遠ざけて作業をするようにしています。
私の意思は本当に弱いので慣れるまでは「作業が終わるまではスマホ禁止!」という状況に物理的にするようにしています。
YouTubeなんて開いた日には、1時間くらい普通にタイムリープしちゃうからね。
理論も大切だけど時には根性論も大切!
本を読んでノウハウを教えてもらおうとするとつい効率よくキレイに仕事を終わらせることばかり考えてしまいますが、いい仕事をするには根性論も絶対必要です。
「眠くなったら効率が落ちるから、仕事が途中でも寝ちゃおう」と言って仕事を先延ばしにしていては一向に仕事が前に先に進みません。
仕事がスローになると結果も出ずにモチベーションも下がるという負のスパイラルにハマっていきます。
そうならないためにとにかく仕事をこなし、当たって砕けろ精神で失敗を積み重ねていった方が最終的に成功につながる確率が高くなります。
ワークライフバランスなどが叫ばれている昨今ですが、時には1日全ての時間を仕事に費やして自分の本気がどんなものか見ておくことも大切なのです。
目的を見失わないように
仕事をこなすことは大切なことですが、その仕事を完了した先にある目的を見失わないように気をつけなければいけません。
仕事をするのは人生を楽しく幸せに生きていくためです。
ただこれはお金のために嫌な仕事を我慢しながらやろうということではありません。
仕事そのものを楽しむのです。
もしどうしても今の仕事を楽しめないようであれば、働く場所を変えてみる必要があるかもしれません。
価格:660円 |
コメント