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【一日一冊】 12日目 「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」読みました

こんにちは。きりまるです。

今回はニッポン放送アナウンサー吉田尚記さんの「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」を読みました。

ニコニコ生放送で話された内容を本にまとめたものです。

コミュニケーション力関連の本はたくさん出ていますが、その中でも本質的な内容が書かれています。

きりまる

コミュニケーション力って就活の時とかよく言われるけど結局一体なんなんや…

こんな人におすすめです
  • 「自分は人よりコミュニケーション力がない」と悩んでいる人
  • コミュニケーションは楽しくて好きだけど、苦手意識があり淡白になってしまう人
  • プライドが邪魔して自分のことをうまく表現できない人
目次

コミュニケーションの成功はその場の全員が「あー楽しかった〜」となること

コミュニケーションは何かプロジェクトを達成するためのツールだったりしますが、コミュニケーションの本当の目的はコミュニケーションを楽しむことそれ自体なんです。

お金をたくさん持ちたいとか出世して偉くなりたいとか色々な欲求が人間にはありますが、究極的には「人と円滑なコミュニケーションをとりたい」という欲望に行き着くのではないでしょうか?

お金をたくさん持っていることで、

  • 人から軽く見られない
  • 人に所有しているものを自慢したり話のネタにできる
  • 人にお金を使って喜んでもらえる

このようにお金の延長線には人とのコミュニケーションがあると思います。

絶海の孤島で一人で「自分は金持ちだぜ」って言っても虚しいだけですもんね。

だから目の前のコミュニケーションを純粋に楽しむことだけを目指してください。

この本にはおもしろい例として「エレベーターでのコミュニケーション」が書かれていました。

エレベーターに親しくない人と一緒に乗り合わせてしまった時、普段だったら目的のフロアまで沈黙の気まずい空気ですが、もし一緒に乗っている人と気持ちのいい雰囲気を束の間でも作れたらいいですよね。

エレベーターを降りた時に少しでも「楽しかった」と人に思ってもらえるようなコミュニケーションができるようになるといいですね。

コミュニケーションを取りたいと思えばつまらないプライドは消えていく

プライドが邪魔してコミュニケーションが苦手になる人がいます。

相手にマウントをとろうとしてしまったり、自己開示ができなかったり、自分のプライドを守ろうとする内向きのベクトルだとコミュニケーションはうまくいきません。

コミュニケーションは相手と一緒に心地よい雰囲気を作り上げる作業です。

心地よい雰囲気を作りたい一心で相手と向き合えば、自我というものは自然と消えていくものです。

コミュニケーションは実はめちゃくちゃむずかしい

コミュ障という言葉が世の中では日常的に使われていますが、コミュニケーションはそもそも当たり前のようにできるほど簡単なものではありません。

人の輪の中でうまく喋れない人見知りな人を「コミュ障」と言ったりしますが、人見知りな人はその場の空気を読みすぎてしまうからコミュニケーションがうまくいかないんです。

他の人よりも繊細な感覚を持っていて「自分がしゃべることで場の雰囲気を壊してしまったらどうしよう」といつも不安を感じています。

要は場の空気を読みすぎてしまうんです。

でも場の雰囲気はその場にいるみんなで作るものです。

一人だけ外から見ているだけでは、自分自身のためにも相手のためにもならないんです。

相手のことを信用して相手のためを思ってコミュニケーションをとってみましょう。

コミュ障を克服した人の方がより良いコミュニケーターになれる!

生まれ持ってコミュニケーションの力がある人はとてもラッキーです。

早いうちから人との関わりを楽しみ自尊心を高めることができ、自信を持って人生を歩むことができます。

しかし一点だけ欠点があります。

それはいわゆる「コミュ障」と言われる人の気持ちを体感することができないことです。

ここにコミュ障の人に優位性があります。

コミュ障を克服してきた人は、コミュ障の人の気持ちをよく知っています。

自らの体験が入っているため、コミュ障の人への共感や克服方法がより説得力を持つようになります。

もちろん克服するまでに多くの苦労を経験することになるでしょうが「コミュ障を克服した人」は最強のコミュニケーターになれるんです。

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