こんにちは。今回は古賀史健さんの「さみしい夜にはペンを持て」を読みました。表紙のイラストが特徴的で本屋さんでひときわ輝いて見えました。こういった素晴らしいイラストとタイトルの本はつい買ってみたくなりますよね📕ブログを書いている私には表紙だけでも勉強になる一冊でした。
小さい子が読むこともできるし、大人が読んでも学びがある良書です。表紙の雰囲気そのままにお話の中にグイィーっと引きずり込まれていき一気に読んでしまいました。
この本を読めばきっと寝る前にペンを持ちたくなるはずです。
「書く力」の大切さがよくわかるよ!
- 自分の気持ちを言葉にすることが苦手な人←言語化は重要なスキルです!
- 自分を言語化して自分と向き合ってみたい人
- 人と楽しんでいる時もなんとなく寂しさを感じる人
言葉を使って考える方法
この本は主人公であるタコジローくんが日々の生活で起きたこと、感じたことを日記に書くことで、自分の中から湧き出てくるものの大切さを読者とともに学んでいくお話です。
「書く」という行為は、自分の考えを整理する上で大切なことです。書いて残さなければ、その時に感じたこと、考えたことはあいまいなままなのです。あいまいなままにしておくのは実はとてももったいないことなのです。自分が感じたことを言葉にして、それと向き合うことは自分を成長させてくれます。
ぼんやりした自分の考えを整理するには、その時点での結論を一旦出さなければいけません。その時の気持ちを「決める」という感覚が正しいのかもしれません。「書いて残す」という行動が必要なんです。
書いた結論が間違えていてもいいんです。書いたものが間違えていたのなら消して修正することができますから。
ただ何も書かなければ何もはじまることはないんです。
日記をつけて自分自身と対話しよう
日記をつけることでその日にあった事象について自分がどう感じたかを書き残すことができます。
何回でも消して書き直すことができるのでその時の感情に適した言葉が見つかるまで考え抜くんです。
そうすると「自分」のことがだんだんと見えてきます。
- 自分はどんなことが好きなんだろう
- 自分は何をされたら悲しくなるんだろう
- 自分は何に対して怒るんだろう
それが別れば「自分」との付き合い方が変わる気がしませんか?
そして日記は「未来の自分」に読ませるものです。
「未来の自分」にわかってもらえるように。
「未来の自分」が成長を感じられるように。
日記を今日から書き始めてはいかがでしょうか。
さみしい夜にはペンを持て (一般書 431) [ 古賀 史健 ] 価格:1650円 |
コメント