2月22日は、ねこの日でした🐱
それにちなんで科学雑誌Newtonから増刊号Nyaton(ニャートン🐾)なるものが発売されていました。

表紙のセンスに脱帽です🎩
ねこは1日にネズミ9匹食べなきゃいけない?!
Nyatonによると、体重4kgのねこで1日に275キロカロリーの栄養が必要とのことです。
🐭ネズミ1匹は30キロカロリーのため、ねこは1日に9匹のネズミを食べる必要があります。
🐭🐭🐭 🐭🐭🐭 🐭🐭🐭三ニー ฅ(*°ω°*ฅ)*ニャー
思っていたより、多い印象でした😵
しかも、ねこのネズミハントの成功率は5-7回に1回です。ネズミを探して60回以上の狩りをしてようやく1日分の食料を得られるなんて驚きです。
起きている時間のほとんどを狩りに費やさないと生きていけなそうですね。
うちの茶太郎🐈は常にどんぶりにキャットフードが入っていて、好きな時にごはんが食べられるので、多くの時間を昼寝に費やしているように見えます。
家猫の寿命は10年を超えますが、外に住んでいる猫の寿命は5年程度と言われています😭外の世界で生きていくのは本当にたいへんです。
ねこはごはんを残す不思議
うちの飼い猫の茶太郎には、キャットフード(いわゆるカリカリ)と缶詰🥫(シーチキンみたいな)を少し添えて食べさせてます🍚
はじめに好きな缶詰🥫だけ食べてしまい、キャットフードだけ残して、遊びに行くか昼寝をしにいきます。残ったキャットフードは半日かけて気が向いた時に食べています🐈
家猫はそんな感じですが、うちの庭でゆるーくごはんをあげているノラ猫は、ごはんを入れた茶碗を置いておくと、15分後にはペロリとたいらげていきます。外は、食べられる時に食べておかないと、他のものに取られてしまう過酷な世界なので、納得のいく結果です。
ノラ猫はなぜごはんを少しだけ残していくのか
ノラ猫にごはんをあげていると、あることに気がつきます。
ノラ猫にいつも100粒ほどのキャットフードをあげますが、そのうち2,3粒を必ず残していきます。
うちの庭に出入りしているノラ猫は3匹います🐈🐈⬛🐈それぞれ毎日、来ているわけではなく、来るコもいれば、こないコもいる。3匹全員でいるときもあるけど、だいたい一匹ずつ現れてごはんを食べていきます。
そして3匹みんなが100粒ほどのキャットフードの2,3粒を残して去っていくんです。不思議でしょ?
ここで【満腹実験】という実験をやってみました。いつもあげている100粒のうちの97,8粒がちょうど満腹になる量である、という仮定のもと、キャットフードの量を60粒くらいに減らした量を置いてみました。
量を減らしたので、ノラ猫は満腹になるためには残さず全て完食するはずです。(ヨソで食べてきている可能性はこのさい置いておきましょう)
しかしその時も、ノラ猫は2,3粒キャットフードを残していました。このことからわかるのは、ノラ猫は満腹でなくても(たぶんw)、「あえて、2,3粒残していく」ということです。
次のネコのためにあえて残してる?
ネコが少しだけごはんを残していく理由を調べてみました。すると
- 【腹八分目説】:体が重くならないように腹八分目までにしている
- 【ごはん保存説】:あとで空腹の時に食べられるように保存している
- 【遠慮のカタマリ説】:他のネコのために残してあげている
などの理由が考えられることがわかりました。
個人的には2つ目のごはん保存説が有力なのかなと思います。ねこは1日に9匹のネズミを食べるそうですから、少量を数回に分けて食べるのが日課なような気がします。
あとでお腹が空いた時に食べ物がない状態を避けるために、少量を残しておくんですね。ねこって意外と将来のことを気にする堅実な生き物なのかもしれませんね。
また他のねこのためにとっておく可能性もあります。うちの庭に出入りしている3匹は、裏の駐車場で同じころに生まれた兄弟と言われています。いつも仲良しなわけではありませんが、付かず離れずの関係で生活しているみたいです。
そのため、1匹がうちでごはんをもらったとき、他の2匹のためにごはんを残してあげてるのかな?とも考えました。ただその割には、2,3粒しか残ってないので、まるで誰かのためにと言いながら微妙な量を残している遠慮のカタマリみたいな話です。
ねこもあたたかいごはんが好き!
フランスのペットフードメーカーのロイヤルカナンがねこがどのくらいの温度のごはんを好むかを調査しました。
- 6℃のごはん
- 21℃のごはん
- 37℃のごはん
🌡️3つの温度のごはんでもっとも温度の高い『37℃』がねこに好まれる結果になりました。

猫舌でもほどほどにあったかいもんが食べたいんや。
あたたかい食べ物は香りが引き立ちますし、ねこはネズミを捕まえて食べることからも、人肌くらいの温度の食べ物が好物なのでしょうね。
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